一生に一度の結婚式。花嫁様を綺麗に輝かせてくれるウェディングブーケはやっぱりお気に入りのものを持ちたいですね。従来は滝のように流れる豪華なキャスケードが定番でしたが、最近はデザインや色、タイプは様々。個性が溢れます。また手作りする方も増え、より好きなイメージを形にすることができるようになりました。
ただ何から始めたらいい?、いつ頃から準備をすればいい?はじめてのことで戸惑われる方も多いです。
そこで今回はスムーズにブーケが手作りできる準備から完成までの手順をご紹介したいと思います。
- 準備(制作時期)
ウェディングブーケは好きなイメージで作ることができますがドレスとの相性も大切。ある程度式場との打ち合わせがすすみ、ドレスが決定されてから準備されることをおすすめします。そのドレスが決まる時期は約2~3ヶ月前といわれています。またこの時期から様々な準備が本格的にスタートする頃となり、特に1ヶ月前からは花嫁様がとても忙しくなります。手作りブーケの場合はその忙しくな1ヶ月くらい前には作り終えていることをおすすめしております。
準備しておきたいこと
□ブーケの種類を決める(生花、プリザーブドフラワー、アーティシャルフラワー)
□ドレスに合わせていくつ制作するか(白ドレス、カラードレス、それぞれに、または兼用など)
□ブーケタイプを決める(ラウンド、ティアドロップ、クラッチ、キャスケードなど)
※上記のことが具体的に決まれば予算も立てやすいです。
- 制作場所を検討
式場に依頼する場合やオーダーメイドと異なり、手作りの場合は自身で制作となるため、はじめてでもしっかりサポートがあることがポイント。ホームページである程度はお店の雰囲気やお花のイメージはわかりますが、当日本当に素敵なものが作れるかどうかは実際に見学に行ってみるのもいいかと思います。実際に作った作品や挙式の様子などがたくさんあればベスト。あとは講師の方の経験や知識も大切です。
ご参考に…チェックポイントです。
□しっかりサポートしてくれるかどうか
□親身になって相談や提案をしてくれるか
□講師の知識や経験は豊富か
□お花の状態は新鮮か
□アレンジの雰囲気は好みのものか
□何日で完成するか
□お花のトラブルがあった場合保障はあるか
□制作の雰囲気や空間は自分にあったものか
□料金は適正(明確)かどうか
□お花の種類は豊富かどうか
□ボックスやスタンドなど備品は含まれているか
- 打ち合わせ
制作までに打ち合わせがあれば安心してレッスンを迎えられます。生花の場合は制作が挙式当日の朝となりますが、造花やプリザーブドフラワーの場合は枯れる心配がないため、事前にお花を準備することができます。イメージと違った!という失敗もなく安心です。またここではお花選びができる!というのもポイントとなりますのでご確認ください。希望のものが無かった場合は取り寄せなども視野に入れ日数は余裕を持ったスケジュールを立てられることをおすすめいたします。目安はレッスン日の2週間ほど前です。
打ち合わせまでに事前にチェックしておきたいこと
□式場で持ち込み料がかかるか確認
□持ち込みOKの場合、お花の種類は?例えば造花ならOK、プリザーブドフラワーはNGなどもあり。
□ドレス写真を用意する
□ブーケのイメージ写真を用意する
□式場装花と合わせたい場合はその写真も
※このような準備があれば希望のものが伝わりやすくイメージに近いものができます。
4制作
事前に選んだお花で制作。はじめての方でもほとんどが1日で完成します。中にはコースになっているものや数回に分けて制作する流れもあります。時間に余裕がある方や挙式までに色々手作りしたい方は、セットプランや数回通って楽しむのもいいですね。
持ち帰りの注意点
完成したブーケはその日に持ち帰れる場合がほとんど。遠方の場合や式場に直接送りたい場合も配送ではなく必ず手持ちで持参しましょう。大切なブーケもちょっとした配送トラブルで大きな問題になることも。お花が取れてしまったりというトラブルもあります。
以下完成後~挙式当日まで
☆制作後の保障について。
こちらはあれば安心。例えば前撮りと挙式当日、2回使用する場合、前撮りでお花が取れてしまったり、傷ついてしまった場合は補修してもらえるかも要確認です。
☆保管方法
専用のブーケボックスで保管。ホコリがつく心配がなく当日まで安心です。またプリザーブドフラワーの場合は
湿気や乾燥、直射日光、冷暖房の直風には弱いので通気性のいい場所がおすすめです。
☆海外挙式の場合
必ず機内に手荷物で持ち込みましょう。ほとんどの航空会社では持ち込みOKですが行き先や場合によっては
不可の場合も。また機内では頭上の棚に収納。高さなども注意が必要です。※手荷物のサイズ規定は厳守。
いかがでしたでしょうか。はじめての方も安心して手作りができるように、手順とポイントをお伝えいたしました。
これから準備を控えていらしゃる花嫁様はぜひご参考にしていただければと思います。
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