一生に一度の結婚式。
花嫁様はドレスと同じくらいこだわりたいウェディングブーケ。女性のあこがれでもありますね。
どんなブーケにしようかなと考えるのも楽しい時間。ただブーケも定番から個性的なものまで時代とともに変化し現在は形や色、お花種類もたくさんあります。また式場に依頼、オーダー、手づくりするかなども迷うところです。
結婚式の準備はブーケ選びをはじめほとんどはじめてのことばかりです。当日失敗した!というわけにはいきません。また事前に知っていればよかったということにもならないように少しでもご参考にしていただければと思います。
まずはブーケの由来から
ブーケはもともと新郎が野の花を集めて花束にし、それを新婦に手渡して永遠の愛を誓ったことからきています。そしてそれを受け取った新婦は花束の中からお花を一輪取り出して新郎の胸に挿しそれに応える。これがブートニアの起源です。新婦の持つブーケと同じお花がブートニアに入っているのもこういう起源があるからなのです。
とてもロマンティックな物語ですね。
これからご結婚式を控えていらっしゃる方は一生の思い出に残る素敵なブーケがおお作りいただけますように…
はじめてでも失敗しないブーケを手作りする5つのポイントをご紹介いたします。
ポイント1 ウェディングブーケのイメージから準備まで
結婚式が決まった時点でこんなウェディングにしたいという理想のイメージがあればブーケも同時に検討しておきます。こういうデザインがいい、好きな色や雰囲気があれば雑誌の切り抜きや画像を準備しておくと実際のイメージに近いブーケを作ることができます。
次にブーケをどこで準備するのか、ここも大きなポイントです。これまでは式場に依頼、お花屋さんにオーダーするというのが定番でした。ただこの場合、ブーケの仕上がりを当日または直前に目にすることがほとんどです。イメージと少し違っていたということも少なくありません。当教室でもオーダーも承っておりますができるだけ手作りで制作されることをおすすめしております。好きなお花を選んで好みのブーケを事前準備できるのは思い出にもなり何より安心です。
ブーケを手作りされる方はほとんどはじめてです。不器用なので不安という方もひとつひとつの作業を丁寧にサポートしております。また事前の打ち合わせも行っておりますのでご希望をうかがいながらできるだけ理想のブーケとなりますようご提案させていただいております。お花の知識がない、アレンジ経験がない、という方もご安心ください。
ポイント2 「素材選び」
ブーケといっても花の種類は様々です。
生花、アーティシャルフラワー(造花)、プリザーブドフラワー。特徴は様々でメリットもデメリットもあります。
以下種類です。
・生花はその瞬間の美しさ、イキイキとした華やかさは一番です。デメリットとすると枯れてしまう。また前撮りをされる場合は当日ブーケと2つご用意される方も。費用も少しかさんでしまいます。また手作りする場合は鮮度の高い状態で式を迎えるなければいけませんので事前準備が難しいことが挙げられます。
・アーティシャルフラワー(造花)、最近はとてもクオリティーのよいものが増えてきています。また強度もあり安心、ボリュームも出すこともできます。ただデメリットはクオリティーが高くなったとはいえやはり造花。新鮮さやみずみずしさには欠けてしまいます。
・プリザーブドフラワー。こちらは生花を特殊加工して長期保存することが出来るお花です。メリットはカラーバリエーションが豊富で挙式のあともずっと保存ができること。また生花のみずみずしさもあります。長期保存できることから事前に好きなお花の色を選び手作りすることができます。前撮りと挙式当日、二次会などでも使用することができます。
デメリットは繊細なこと。湿気、乾燥に弱く保管状況が大切となります。
ポイント3 「ブーケの形」
花嫁様のウェディング姿の雰囲気の決め手となるのがブーケのデザイン。形はたくさんの種類があります。
ラウンド、ティアドロップ、キャスケードブーケ、クラッチブーケ、ミッキーやミニーちゃんハートなどのバック型ブーケ、バスケットブーケなど。ドレスのタイプによって似合うブーケの形も変わるのでドレス姿を素敵に引き立てる、相性のいい形も知っておくと参考になります。また白のウェディングドレスとカラードレスのお色直しがある場合は衣装ごとに2種類用意してガラリと雰囲気を変える演出も素敵です。一番は好きなものをお選びいただくことですが迷ったらご参考にしてください。
《ラウンドブーケ》丸くかわいらしい印象に
花を半円形に集めて作った丸いブーケ。かわいらしい雰囲気のドレスに合い、裾広がりのマーメイドにもぴったり。
お花の色や花材でかわいい印象からから大人っぽいイメージまで個性を出すこともできます。
《ティアドロップブーケ》かわいらしさとエレガントを兼ね備えています。
ラウンドとキャスケードの中間サイズのしずく型のブーケです。かわいらしさとエレガントを兼ね備えています。
グリーンを合わせて流れを出すこともできどのようなドレスにも合います。身長が低い方や小柄な方もよくお選びになるブーケタイプです。
《キャスケードブーケ》流れる優雅な印象です
優雅なボリューム感のある流れるラインが特徴です。存在感のある花材(カサブランカ)などを使うとゴージャス。
トレーンを長く引くドレスやチャペルなど広い会場にぴったりです。
《クラッチブーケ》茎を束ねた自然な形
花束をぎゅっと束ねた自然なスタイル。茎の部分がありナチュラルな印象に。ガーデンウェディングやカジュアルなパーティーに映えます。個性派ドレスに合うナチュラルでスタイリッシュなイメージが強いですが優雅な仕上がりも可能です。
プリザーブドフラワーは茎の部分がないためこれまで難しいとされていましたが対応可能に。マリアージュオリジナルスタイルでご提案。花嫁様からとても人気の高いスタイルです。
ポイント4 「ブーケの大きさ」
実はブーケの大きさも大切です。
プリザーブドフラワーは事前に準備が可能で打ち合わせも行っております。このときは私服で合わせますのでちょうどいいかなと思っても実際の挙式当日のドレスには少し小さく感じることも。ドレスのタイプにもよりますが直径25~30cmくらいの大きさがおすすめです。
ポイント5 「お花の種類・色」
最後にお花の色や種類。式場の依頼やオーダーの場合はある程度お任せの場合が多いかと思いますが、手作りの場合、一輪一輪お好みでお選びいただるのがポイント。その色や種類は100種類以上ございます。
ローズ、ガーベラ、カーネーションの定番の花材からブルースター、ジャスミン、カサブランカなども取り扱っております。またあじさいやグリーンも豊富ですのでそれぞれ花嫁様おひとりおひとりの好きなイメージをお聞きしながらご提案させていただいております。
こんなお花を使いたい、こんな雰囲気がいいなというご要望がありましたらご遠慮なくどんどんおっしゃっていただけるとご希望を形にしてまいります。
フラワーマリアージュは年間3000名様以上のウェディング作品を担当させていただいております。
センスがない、お花の知識がない方もご安心ください。また実際にお花を手にとってご覧頂けます。
購入して素敵なお花はたくさんありますがご自身で作ったブーケは驚くほどの愛着が沸きます。
ブーケレッスンでは選ぶ楽しさ、作る喜び、完成した時の達成感を味わっていただきたいと思っています。
素敵なご結婚式に向けて講師一同しっかりサポートさせていただきますのでどうぞお気軽に何でもご相談ください。
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