青い海と広い空の下でウェディング。海外挙式は憧れますね。せっかくなら自分で作ったブーケを持って挙式を迎えたい、そんな花嫁様も多いです。でもブーケを海外に持っていけるのか、また持ち込む場合の注意点など、レッスンでもお問合せをよくいただきます。そこで上手に綺麗なままブーケを持っていける方法をお伝えいたします。これから海外挙式を迎える花嫁様はぜひご参考にしてください。
ポイント1
ブーケは必ず機内持ち込みで
日本からブーケを持っていく場合は必ず機内へ持ち込みます。配送や預ける場合は紛失や損傷の可能性もあります。大切な日の当日に荷物がない!ブーケが崩れてしまった!ということのないよう機内に持ち込むと安心です。
ポイント2
海外挙式ではどんなブーケでも持ち込み可能?
生花は検疫があり国外への持ち込みは禁止されています。もしどうしても生花が希望の場合は現地で依頼することになります。ただ現地ではお花の種類が限られたりイメージと違った!ということもあります。依頼する場合はしっかり現地のプランナーさんとの打ち合わせをしてイメージを伝えておきます。また最近は日本から持っていく方が増えています。ご自身で手作りされる方、ご両親、ご姉妹、新郎新婦様と一緒に制作される方も多く、好きなデザインで好みに作れることから人気が高まっています。海外に持ち運べるブーケとしては造花、またはプリザーブドフラワーです。
※造花とプリザーブドフラワーの違い
造花はアーティシャルフラワーとも呼ばれています。ポリエステル等で作られたお花です。海外では持ち運び時なども衝撃を受けても丈夫なので安心です。クオリティーの高いものも増えていますが質感はどうしても新鮮さには欠けてしまいます。プリザーブドフラワーは生花を加工したお花。生花のみずみずしさを保ちつつカラーバリエーション豊かなお花が多く色鮮やか。ただデリケートなので持ち運びには注意が必要です。
それぞれの特徴を知った上でお気に入りのブーケを持参できるといいですね。
ポイント3
持ち込みで注意するべき点は?
①規定サイズ・個数を守る
機内持ち込みの場合は手荷物の大きさや個数が決められています。機内では足元下と頭上の棚に入れるスペースがあります。頭上の棚は搭乗される方みんなで共有するスペースとなりますので、1人でスペースを何名分もとってしまうとトラブルになってしまうことも。せっかくの旅行、気持ちよくスタートできるようしっかり規定は守りましょう。※持ち込みのサイズや個数は旅行会社によって異なりますので下調べしておくと安心です。
(サイズ)
JAL・ANA 高さ+幅+奥行→115cm以内 高さ40cm・幅55cm・奥行25cm以内
ユナイテッド航空 高さ/幅/奥行 22cm・35cm・56cm以内
ハワイアン航空 高さ+幅+奥行→114、3cm以内 高さ55.9cm 幅35.6cm 奥行22.9cm以内
(重さ)
JAL・ANA 10kg以内
②コンパクトにする
ブーケを手作りした場合は持ち運びをしても崩れないよう、できるだけしっかりと梱包をします。専用ボックスには中にスタンドがありそこにブーケを挿していただくと安定します。(より安全に運んでいただくにはワイヤーなどでしっかり留めて動かないようにします)。新郎様のブートニアも同じ箱に入れて同じくしっかり固定し持参していただきます。
※手荷物で持ち込み可能なサイズであっても頭上のスペースの棚の高さは様々です。ボックスはできるだけコンパクトに、またしっかり固定しておきましょう。
※専用ボックスには小窓がついていて中が見えるようになっておりますが、横にされてしまう場合もありますので
注意が必要です。
③早く搭乗する
収納は座席の足元下と頭上に棚があります。大きなものは頭上の収納棚に入れますが、後からの搭乗の場合、すでに他の人の荷物でいぱいになっていることも。その際はCAに相談すると収納できる場所へ案内してくださることもあります。ただそちらもいっぱいになっていることもあります。またブーケやドレスを持ち込みされる方も増えており、その機内にどのくらいの人数がいらっしゃるかは当日までわかりません。基本的には早め搭乗し自分でしっかり場所を確保されることをおすすめします。
※チェックカウンターで事前に伝えておくのもいいでしょう。
(このときにも早めの搭乗をおすすめされることが多いです)
※搭乗案内をしっかり聞いて順番を把握しておきましょう。
まとめ
- ブーケは必ず機内持ち込みをする
- 持ち込みのできるものでブーケを制作、持参する
- 手荷物の規定は守る(大きさ、個数)
- コンパクトにしっかり梱包する
- 早めに搭乗して収納スペースを確保
以上のことをポイントに事前準備ができることは済ませて、ぜひ楽しい海外ウェディングを満喫してください。
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