ご結婚式の披露宴でゲストの方が最初に目にするのがウェルカムスペース。このスペースは新郎新婦様のご紹介の場でもあり、皆様をお迎えする場所。
好きなアイテムを飾って皆様にお楽しみいただく空間としてこだわりたいですね。ではどのようなアイテムがあるのでしょう?
まずは前回の記事でご紹介させていただいたウェルカムボード。名前や日付、写真入れて飾ったボードにお花を装飾して華やかに。
花嫁様がご自身で用意される場合もありますが、ご友人がプレゼントされることも。ウェルカムボードをプレゼントされる場合は、花嫁様や他のご友人がご用意されるか、チェックが必要です。
次に多いのがウェルカムリース。リースは「円」になっていることから、「終わりが無い」「永遠」を意味します。2人が「永遠」に「幸せ」で居られますようにとの願いが、リースには込められているのです。
結婚式のテーマに合わせて、季節を取り入れて、好きなイメージの空間をオリジナルで演出できるアイテムとして人気です。
また挙式後もお部屋に飾れることから結婚式の思い出をずっと記念に残せるのもいいですね!プレゼントされる場合はウェルカムボードと違い、いくつあってもいいかと思いますので、重複しても安心です。
飾る場所はウェルカムスペース他、受付やドアなど。式場にもよりますが様々なスペースがあります。
それではウェルカムリースについて、準備する場合のポイントをご紹介させていただきます。まず手作りする場合。一番気になるポイントがサイズです。
ウェルカムリースのサイズについて
リースのサイズは飾る場所、スペースによります。
(1)受付近くに飾る場合
小さめの小ぶりのもので十分です。(15cm)リースベースだけのサイズを見ると小さく感じるかもしれませんが、お花を装飾するとボリュームが出てしっかり存在感を出せます。また隣にキャンドルやマカロンタワー、フラワーアレンジなどを添えているのもいいかもしれません。
(2)ウェルカムスペース(テーブル)がある場合
ウェルカムスペースのテーブルが設けられている場合は20cmくらいがおすすめです。壁に飾る場合も同様で20cmくらいあると、周りの空間を崩さず華やかに飾っていただけます。ただしウェルカムスペースの広さも事前にわかれば確認しておきましょう。広い場合は25cm以上のものなど、その空間にあったサイズを準備できるといいですね。
(3)高さのあるスタンドに飾る場合
高さのあるスタンドが用意されている場合は、比較的大きめ30cm以上のリースが見栄えがよいです。この場合はスタンドの高さをチェックしておくことが必要です。テーブルに置く場合も含め、大きなリースは100名以上収容できる式場でもしっかり存在感を出してくれます。
(補足)リースのスタンドは式場で貸し出しをしてくれるところもありますが、中には有料の式場も。事前に確認し、もしリースに合うスタンドが無い場合は事前に準備するようにしておきましょう。
つぎに購入場所についてです。
リースはどのように準備?購入?手作り?
ではウェルカムリースの準備について。ウェルカムリースを購入する際
(1)インターネットで購入
メリット:お気に入りのものが見つかれば、オーダーのものではない限り、比較的すぐに準備することができます。またネット上で様々なデザインを見ることができるます。
デメリット:大きさ、素材や質感、など手元に届いて印象が違ったということも少なくありません。また少しイメージが違うとなかなかお気に入りのものが見つからない場合も
(2)フラワーショップなどの店舗で購入
メリット:実際に見て、購入することができます。
デメリット:お気に入りのものが見つかるまでは、探す時間などが必要です。
(3)手作りで制作
メリット:今は手作りがブームでご自身で資材を購入し、制作される方が増えています。好きな色やお花の種類、サイズなど自由に好みに合わせて作ることができます。自分で作るのが不安、綺麗に仕上がるか心配、という方はレッスンを受講できる教室もたくさんありますので、検討されてみてはいかがでしょう。
リースの素材について
リースの素材は大きく分けて3つが挙げられます。布などでできた造花、生花を乾燥させたドライフラワー、生花を特殊加工してそのまま長期保存ができるぷリザーブドフラワーです。それぞれの特徴をお伝えいたします。
(1)造花
メリット:造花の特徴は丈夫で耐久性がありますので、遠方や海外挙式などの持ち運びが安心です。
デメリット:生花とは違い、質感はどうしてもみずみずしさには欠けてしまいます。ただ現在は「アーティシャルフラワー」や「シルクフラワー」とも呼ばれクオリティの高いものもたくさんあります。
(2)ドライフラワー
メリット:お花を乾燥させたものです。最近は自然なスタイルが人気で、アンティーク風の雰囲気が上品でステキです。ナチュラル感を大事にしたい花嫁様にはおすすめ。
デメリット:直射日光や雨に弱いこと。屋外に飾る場合は注意が必要です。保存状態を気を付けると数年お部屋に飾ることができます。
(3)プリザーブドフラワー
メリット:生花を特殊加工したお花でみずみずしさがそのまま残り質感がやわらか。造花やドライフラワーにはない色鮮やかなバリエーション豊富なカラーがポイントです。ナチュラルカラーからかわいらしいパステルカラーまで自由自在
デメリット:湿気や水、ホコリ、直射日光には弱くデリケートです。ただ、これらに気をつければ、非常に長く保ちます。
リースの形を選ぶ
リースの形は定番の丸やかわいらしいハート型、バック型など様々な種類があります。いずれもベースはすでに形が作られていますのでそのリースのベース(土台)にアレンジをしていく流れになります。
丸タイプ
丸いリースはシンプルから可愛らしいまで自由自在!アレンジがしやすい定番タイプです。
ハート型
これまでは20cmまででしたが、今年2018年は新作で35cm、40cm サイズが誕生いたしました!可愛らしく幸せたっぷりの空間を演出。
バック型リース
バックリースが新登場!お花もたっぷり添えていただけます。これまでにない珍しい形はゲストにも注目されること間違いなしです!
リースのお花の選び方
会場の雰囲気の色と合わせると統一感がでます。ホワイトグリーンやビタミンカラー、ピンク系やブルー系など。同系色のグラデーションで濃淡をつけると相性がよく綺麗です。プリザーブドフラワーのリースは挙式後、お部屋にも飾っていただけますのでお好みの色合いが一番ですね!
人気花材:ローズ、ガーベラ、てまり、カーネーション
仕上げはリボンの装飾で雰囲気も変わりワンポイント使いにもおすすめです。
アレンジスタイルを決める
それぞれ好みのベースが決まったらアレンジ法。ベースに添ってぐるりと装飾をしていく方法もありますが、ある一か所のみにデザインするのもおしゃれです。丸やハート、バック型もそれぞれどこにどのようにアレンジするかで雰囲気が変わります。
丸
ハート
バック型
制作時間と制作の流れ
制作時間はお花選びから含めて約2~3時間です。はじめての方でも1日で完成します。制作の流れはまず①お花選び②お花の下準備(お花を綺麗に咲かせます)③実際に制作!グルーガンで接着していきます。
この時の注意点はグルーガンの使い方。しっかりと接着をしていなかれば、当日取れてしう可能性があります。接着の量が少ないと、時間がたつと接着が弱くなりますので注意しましょう。
ふらわーカンパニーグループ
プリザーブドフラワー教室
フラワーマリアージュ
代表 松尾弘美
大阪校
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東京恵比寿校
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